【英語のハノン】おすすめ?初級を5周やって得られた効果

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こんにちは!

今回は、英語のハノン初級編を5周やってみて得られた効果についてお話ししていきたいと思います。

「英語のハノン、めっちゃ話題だけど、本当に効果あるの??」と疑っている皆さんはぜひ最後まで見ていただけると嬉しいです。

「英語のハノン」って何?という方はこちらの記事をどうぞ!

目次

英語のハノンを5周した結果

英語のハノンを5周した結果、スピーキングに良い傾向がいくつか現れました。

使える語彙が増えた

まず、ハノンを5回やることで使える語彙や言い回しが増えました。

英語のハノンに出てくる英文は、実用的なものが多いです。実際に使う場面がありそうな例文が多数掲載されています。たとえば、

“虫歯”はcavity。”私は虫歯を治療してもらった”は、I got my cavities treated.
“派生する”はdiverge。”人類は類人猿から派生したと考えられている”は、Humans are thought to have diverged from apes.

などなど。語彙力が増えたり、もともと知っていた語彙でもそれを使いこなせるレベルにまで落とし込めたことは収穫でした。

言いたい文章を組み立てるスピードが早くなった

主語を意識しなくても、疑問文でIsを使うのか、Areを使うのか、はたまたDoかDoesなのかを無意識に判別できたり、

文の構造が変わっても、それに応じて動詞を原形に変えたり、ing形にしたり、過去分詞にしたりするのが瞬時にできるようになってきました。

これまでは頭で一旦考えて、やっと口から出すというプロセスだったのですが、ここが自動化できるようになってきたのは大きな成果だと思います。

文法事項の再確認ができた

基本的な英文法はバッチリ!という皆さん!知っている文法知識を十分にスピーキングで活かせている自信はありますか?

私自身、中高の英文法の知識には自信がある方だったのですが、

意味上のSが入ってくる動名詞( ex: I’m accustomed to him coming back home at around midnight )

や、分詞構文(ex: Not wanting to be bothered, we hung the tag on the door knob. )

は、知識として知っていても、これまでスピーキングの中でうまく使いこなせていなかったことに気がつきました。

知っている知識を実際のスピーキングで使えるものにアップデートできたのがよかったです。

リテンション力が高まった

リテンション(記憶の保持)の力も上がってきた気がします。

英語のハノンは、音声の英語を聞く→その音声をコピーした上で、指示通りに単語を代入して声に出すという形です。

例えばこの例文。They’re complaining about their working conditions. という音声をもとにして、その後、指定されたように文を変形させていきます。

つまり、もとの英語の音声を完璧に聞きとり、それを5、6秒は頭の中で保持できていないと、その後自分が再現するパートで撃沈してしまうという仕組みです。

これが結構難しいのですが、リテンションの力をつけることはスピーキング力にもリスニング力にも効果があるので引き続きやっていきたいです。

わるかったこと

たのしくはない

英語のハノンを5周やってみましたが、私が感じたデメリットは特にありません。「すでに英文法の基礎知識はあるけど、スピーキングとなるとスラスラと言葉が出てこない」という人には本当におすすめです。

ただ、強いてハノンの弱点を挙げるなら、「楽しいトレーニングではない」ということでしょうか。

ハノンは、楽しくトレーニングすることを前提に作られていません。むしろ「つらい」とハノンの著者も言っています。

もし、負荷はほどほどに、楽しんでスピーキングを伸ばしていきたいというかたがいれば、ハノン以外の方法を探ってみる方がいいと思います!

英語のハノンをする上でのアドバイス

これからハノンを始めたい方へお伝えしたい3つのことがあります。

毎日コツコツが鉄則

英語のハノンは、常に考えながら話さないといけないため、高い集中力が必要です。だからこそ1日のトレーニングは、フレッシュな気持ちで取り組める量にとどめましょう。

思い立った時に何時間もするのではなく、「毎日やる」「コツコツやる」が鉄則です。

内容をイメージすべき

ハノンの例文自体は、日常生活で使える実用的なものが多いです。ただ、機械的にトレーニングを繰り返しているとただ惰性でやっている感じになってしまいます。

そこでおすすめなのがその文の情景や実際に自分が使うシーンをイメージしながらトレーニングすることです。また、受動態ならbe動詞+過去分詞、使役動詞ならhave+原形といった形を噛み締めるように発音していくのもおすすめです。応用が効くようになります。

第二言語習得研究の観点から見ても、この方法は記憶の定着にも結びつくとされているので、ぜひ皆さんも取り入れてみることをおすすめします。

言えないところは別途練習

止まってはいけないというルールはありません。スラスラと言えない英文は、一旦音声を止めて、自分のペースでブツブツと繰り返し練習しましょう。

言えないと分かった時点ですぐ練習して、口がまめる状態にまでしておかないと、次回やる時も言えるようになっているわけがありませんからね。

焦らず、確実に進めていきましょう。

英語のハノンは効果ある??

英語のハノンは効果あります!少なくとも私にはありました!

これまで、例文暗記やオンライン英会話などに手を出したこともありましたが、私は、断然パターンプラクティスに手応えを感じています。

ただ、5周やっただけでは、まだ完璧に自分のものにはできていません。

私に「英語のハノン」の存在を教えてくれた英語ベラベラな人は、英語のハノンの初級版を20周したと言ってました(笑)

ハノンシリーズは中級、上級、フレーズ編とあり、次のステップに進みたい気持ちはやまやまなのですが、ここはグッと堪えて初級編をもう少し極めていこうと思います。

楽しくはないけど、確実に力がついているのが分かるから、続けてしまうのがハノンです。

一定の英語力はあるのに、スピーキングとなると瞬時に英語を組み立てることができないと悩んでいる方は、ぜひ騙されたと思って英語のハノンをやってみることをおすすめします!!

ではまた!

りんじゃ
この記事を書いた人
りんじゃ

【TOEIC940点、英検1級保有】語学が大好きな26歳。英語講師として働きながら、TOEICコーチングや英語ブログの運営をしています☆
このブログでは、TOEIC対策に役立つ情報や、おすすめの英語コンテンツなどを紹介します(^O^)

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