こんにちは、りんじゃです。
「英検1級の単語、難しくて全然覚えられない…」と悩んでいる人はいませんか?
実は私もその1人でした。今回は、そんな私がどのように単語を覚えて1級に合格したかについてシェアしたいと思います。
■この記事の対象→英検1級受験を考えている人
■この記事でわかること→英検1級のレベル、単語の覚え方
目次
1. 合格のために必要な単語量
英検1級は、英検のすべての級の中で最難関に位置付けられており、レベルは「大学上級程度」です。合格するには約10,000~15,000語の単語が必要であると言われています。イメージがなかなか湧かないという人も多いかもしれませんが、準1級で必要とされる単語量が約7,500〜9,000語だということを考えると、いかに覚える量が多いかが分かると思います。さらに英検1級単語の中には、英語ネイティブでも日常的には使わないような難易度の高い単語やマニアックな単語も含まれているため、覚えるのに苦労している受験生が多いという実情があります。
2. どのくらい覚えれば大丈夫なの?
英検の単語を覚えるときの参考書として有名なものに「でる順パス単」があります。
本番では、すべてがこの単語帳から出るというわけではありませんが、この単語帳から出題されることもよくあります。そのため、パス単を完璧にとは言わずとも、ほぼすべて覚えきるくらいの気持ちでいるとよいと思います。
実際私はこのパス単を何周もして大体9割は覚えて本番に臨みました。このくらいやって「短文の語句空所補充」は25問中18問正解でした。
3. 単語を捨てるのはアリか?
英検1級の単語は難易度が高いため、単語の勉強はそこそこにして、長文や他のパートの勉強に力を入れた方がよいと考える人もいます。しかし長文問題は、たとえ対策をしていても、自分と文章テーマの相性によって、得点できる率は随分変わってきてしまうケースがあると私は考えます。
一方で単語は、努力をすれば誰でも覚えることができますし、覚えていれば、問題に出た時に解けます。また、もし答えが分からなかったとしても、選択肢を2択くらいまでに絞れるということもあるかもしれません。
何よりも単語力は全ての英語の技能の根幹となるものであり、単語力があれば、長文やリスニングにもよい影響があると思っています。
そう考えると、やはりパス単を覚えない理由はありません。いろいろな単語帳に手をつける必要はなく、これ1冊で十分なので、とにかくパス単を極めて試験に臨むということをおすすめしたいです。
4. 単語の覚え方
英検1級単語は、どのように工夫して覚えたらよいのでしょうか。私が実際に行った方法は以下の6つです。
1. パス単を何周もやる
まずはとにかく繰り返すことです。1つの単語に時間をかけるのではなく、1単語1秒くらいのペースで回していきます。わからなかった単語にはマークをつけ、後からその単語を復習できるようにしておきます。
2. 覚えられない単語は紙に書き出して持ち歩く
どうしても定着しにくい単語は、別途小さなメモ帳などに書き込み、持ち歩いて、時間のある時に見るようにします。覚えにくい単語でも、単純に目にする回数を増やすことで、徐々に定着させることができます。
3. 画像検索、動画検索をする
覚えられない単語は、検索エンジンに打ちこんで検索してみましょう。画像でイメージを膨らませたり、動画を見てどのように使われているかをチェックしたりしてみるのもよいでしょう。
4. 単語の語源を調べる
単語が覚えられない時には、単語の語源を調べてみるのも効果的です。例えば perimeter 「名:周囲、周辺」の語源は peri (まわりの)+meter (計測)、profuse「惜しみのない」の語源は pro (前へ)+fuse (注ぐ)だとされています。
5. 語呂合わせで覚える
あまり推奨される覚え方ではないかもしれませんが、「語呂合わせ」も手段の1つです。英検1級単語でも「〇〇 覚え方」や「〇〇 語呂」と検索すると、ほとんどの場合誰かが語呂を考えてくれています。
たとえば、ambush【ǽmbuʃ】の意味は「動:を待ち伏せする」ですが、 これは「あん、ブッシュの中で待ち伏せして襲うぞ!」(参考:https://www.en-tango.com/ambush/) などと覚えることができます。
6. 友達と覚える
同じ1級を受ける仲間がいるのであれば、お互いにクイズを出し合って覚えるというのも効果的です。友達と覚えることで、ゲーム感覚で楽しく学習することができ、また、印象に残りやすいので早い定着も期待できます。
5. まとめ
今回は、英検1級合格に必要な単語量の目安と、単語の覚え方についてご紹介しました。英検1級の単語は難易度が高いと言われることも多いですが、いろいろな工夫をして英語に触れる機会を増やすことができれば、すべて覚えることは可能です!
具体的な単語勉強法には
1. パス単を何周もやる
2. 覚えられない単語は紙に書き出して持ち歩く
3. 画像検索、動画検索をする
4. 単語の語源を調べる
5. 語呂合わせで覚える
6. 友達と覚える
があります。ぜひ、実践して単語パートを得点源にしてみてください!
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