こんにちは。りんじゃです。
「TOEIC対策にはお金をかけたくない!無料でいいアプリがあればな…」と思っている人はいませんか?今回はそんな人のために「トレーニングTOEIC®」というアプリをご紹介します!
目次
1. トレーニングTOEIC®Testとは?
このアプリは、完全無料でありながら、TOEICのPart1〜Part7のすべてを対策できる優れものです。また、目標スコア別に数多くの英単語も収録しています。
それでは、このアプリを使ってみて感じたメリット、デメリットを徹底レビューします。
2. トレーニングTOEIC®Testのメリット
このアプリのメリットは大きく分けて4つあります。
- 完全無料で全パートを解くことができる
- 充実の問題量
- 各国スピーカーを起用
- リーディングの長文Partが読みやすい作り
・完全無料で全パートを解くことができる
このアプリの1番の魅力は、なんといっても完全無料なところです。Part1〜Part7までカバーしている市販の教材は、安いものでも1,000円以上はするため、無料であるということは圧倒的なアドバンテージです。
※無料アプリであるため、アプリを使っている時に広告が出てきます。どうしても気になって集中できないという人は、本気で勉強プラン「広告非表示」を500円/月で受けることができます。
・充実の問題量
充実の問題量も嬉しいポイントです。Part1→50問、Part2→50問、Part3→150問、Part4→150問、Part5→300問、Part6→40問、Part7→43問の合計783問を収録しています。
これに加え、英単語も2500題ついているため、非常にボリューム感があります。
・各国スピーカーを起用
TOEICでは、アメリカ英語だけではなく、イギリス英語やオーストラリア英語など、さまざまなアクセントを持った話者が登場します。このアプリのリスニングパートでも、違った発音をするスピーカー達が出てくるため、本番に向けた良い練習になります。
・リーディングの長文Partが読みやすい作り
長文をスマホ画面で読まないといけない思うと少し億劫ですよね。しかしこのアプリの長文Partはシンプルでありながら見やすく、解きやすい作りになっています。
画面下に問題が固定されており、パッセージ部分だけがスクロールできるようになっているため、スマホで長文を読むにしてはストレスが少ないです。
3. トレーニングTOEIC®Testのデメリット
使ってみて感じたのは、主に以下のデメリットです。
- 解説が簡潔すぎる
- 間違えた問題がアプリに記憶されない
- リスニング問題に倍速機能がない
- リーディング問題にカウントダウン機能がない
- 英単語の情報が最低限レベル
以下で詳しく解説します。
・解説が簡潔すぎる
解説は基本的に簡潔なものが多くなっています。文法知識がある程度固まっている中級者以上であれば、特に問題ないと考えられますが、英語初級者や、TOEIC初受験者であれば注意が必要です。
「正解以外の選択肢はなぜダメなのか?」「問題に付随する知識やテクニックも一緒に覚えたい!」と思う人は、より丁寧な解説がついた有料アプリや市販の参考書を使用する方がベターです。
・間違えた問題がアプリに記憶されない
間違えた問題が蓄積される機能がないため、自分がミスした問題がどれだったか分からなくなってしまいます。
しかし、パートによっては「チェック機能」というものが使えます。画面右上にあるチェックマークを押し保存しておけば、後からそれを確認できるというものです。間違えた問題が自動的に保存されないのは残念ではありますが、このチェック機能も役には立つのでぜひ活用してみてください。
・リスニング問題に倍速機能がない
リスニングに倍速機能はありません。大きな問題となることではありませんが、1.5倍速や2倍速で聞いて耳を慣らしたいという人には物足りません。
・リーディング問題にカウントダウン機能がない
リーディング問題を解く際、カウントダウン(時間制限)が表示されません。よって、ついじっくり考えて解いてしまいがちになります。しかしリーディングパートは、75分間で100問をいかに効率的に解いていけるかが勝負です。別途スマホのタイマーを使うなどして、時間を意識してリーディングに取り組むことをオススメします。
・英単語の情報が最低限レベル
それぞれの英単語には音声がついています。しかし機能としては基本的にそれだけです。単語の品詞や、派生語といった情報は何も含まれていないため、市販の英単語帳のレベルには及びません。
細かいことは気にせず「とりあえず大量の英単語をインプットしたい!」というスタンスであれば、このアプリでも問題なく活用できそうです。
4. トレーニングTOEIC®Testの使い方
トレーニングTOEIC®Testの使い方についてシェアします。
・Part 1 写真描写問題
Part 1 の写真描写問題では、写真の様子を最もよく描写している文章をA〜Dの中から選びます。
回答したら、正解とA〜Dまでのスクリプト(英語と日本語訳)を見ることができます。
・Part 2 応答問題
Part 2 は応答問題です。1人の質問または文章に対する最も適切な応答をA〜Cの中から選びます。A〜Cの文章は印刷されていないため、耳だけで聞いて回答を選びます。
回答後、正解とA〜Cまでのスクリプト(英語と日本語訳)を見ることができます。5W1Hに気をつけながら聞き取るトレーニングを繰り返しましょう。
・Part 3 会話問題
Part 3 の会話問題では、2人または3人の会話文を聞いて、設問の答えを選びます。
Part1やPart2とは違い、 Part3からは問題用紙に設問と選択肢が印刷されているため、音声を聞く前にできるだけ先読みしておくことがポイントになります。
「再生開始」をタップしたら音声がスタートします。回答を選択したら、正解とA〜Dまでの選択肢を見ることができます。また、全文のスクリプト(英語と日本語訳)も確認できます。
・Part 4 説明文問題
Part 4 は説明文問題です。1人のスピーカーが、アナウンスやナレーションのようなミニトークを行うので、設問に対する答えを選びます。回答したら、正解と全文のスクリプト(英語と日本語訳)が確認できます。
問題は新形式に対応しており、グラフや地図など、絵を見て答える問題も収録されています。
・Part 5 短文穴埋め問題
Part 5 は短文穴埋め問題です。( )に当てはまる適切な選択肢を選びます。回答したら、問題や選択肢の英語、日本語訳を確認できます。
解説はシンプルなものが多く、派生する知識やプラスアルファの情報などは特に含まれていません。気になる点があれば自分で調べていきましょう。
・Part 6 長文穴埋め問題
Part 6は 長文穴埋め問題です。不完全な文章を完成させるために適切な選択肢をA〜Dの中から選びます。回答を選んだら、正解の確認と解説、文章(英語と日本語訳)を確認することができます。
・Part 7 読解問題
Part 7は読解問題です。複数の文章のかたまりを読み、設問の答えとして適切なものを選択します。回答したら正解と解説、文章(英語と日本語訳)を見て復習できます。
ダブルパッセージやトリプルパッセージが出題されるため、必要な情報をスキャンできる能力や速読能力が求められます。
・英単語
400点レベル〜800点レベルまでの5つのレベルに分かれています。各500単語を収録しているので、すべてに取り組めば実に2,500単語学習できるという計算になります。
仕様としては非常にシンプルです。画面に単語が表示されるため、その単語の意味を4つの選択肢から選びます。解説は何もありません。
5. まとめ:無料アプリとしては十分すぎる!
「トレーニングTOEIC®Test」は、無料アプリとしては十分すぎるほどの機能を備えています。
上記に挙げたようなデメリットも存在しますが、解説や英単語の簡易さ以外は、「あったら便利だな」という機能であるため、致命的なデメリットは殆どありません。
多少不便でも、無料でここまでの対策できてしまうのはやはり最強ですね(^ω^)興味があれば、ぜひこのアプリをインストールしてみてください。
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