こんにちは!りんじゃです。
みなさんは「公式TOEIC® Listening & Reading 問題集 」使っていますか?
2023年5月現在では、No. 9、オレンジの表紙の問題集が最新刊となっています。
この「公式TOEIC® Listening & Reading 問題集 」は、公式が出している問題集の中でも王道中の王道で、知らない受験者の方が少ないかもしれません。
今回は、T0EIC940点の私が「公式TOEIC L&R問題集」の特徴について触れながら、上級者はこれを買うべきか?この本以外におすすめ教材はあるか?について書いていきたいと思います。
この記事がおすすめな人
・TOEIC900点ホルダー
・公式TOEIC L&R問題集を買うか、他の問題集を買うか迷っている人
それでは早速みていきましょう。
目次
■「公式TOEIC® Listening & Reading 問題集 」とは?
・概要と特徴
「公式TOEIC® Listening & Reading 問題集 」は、IIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)が提供している学習教材です。
米国のテスト開発機関であるETSが本番のテストとまったく同じプロセスで制作しているため、本番と同じ仕様で対策することができます。
・公式TOEIC® Listening & Reading 問題集 メリットとデメリット
TOEIC900点レベルの上級者が「公式TOEIC® Listening & Reading 問題集 」を使う場合のメリット、デメリットを考えてみました。
メリット
・IIBCが出している教材だから本番同等の質と難易度の問題に触れることができる
・本番のリスニングで登場するネイティブスピーカーと同じ音声で対策できる
・2回分の模擬試験が収録されており、1問ごとに丁寧な解説がついている
デメリット
・本試験の難問に特化した対策ができない
・2回分の模擬試験だけでは自分の苦手に特化した対策ができない
■結論:TOEIC900点ホルダーなら公式問題集9よりオススメの教材あり
「公式TOEIC® Listening & Reading 問題集9 」は、本番と同じ形式と難易度の模試を使って対策できるため、確実にメリットはあります。
しかし、すでに「TOEIC900点以上持っている上級者」の中には、「なんか少し物足りないな〜」と思う人もいるはずです。
私もそう考えていました。公式TOEIC® Listening & Reading 問題集 は確かにいい問題集なのですが、良くも悪くも「本番の難易度」でしかないのです。
上級者が「周りと差をつけたい」「満点に少しでも近づきたい」と思った時には、やはりもっと負荷をかけることが必要なんですよね。具体的にいうと、上級者には
・難問に対するアプローチ方法を学ぶ
・苦手に特化した特訓をする
ことが大切になってくると私は思っています。
■TOEIC上級者におすすめしたい教材
上記を踏まえた上で、私がTOEIC上級者におすすめしたい問題集を以下にまとめました。
・難問に対するアプローチを学ぶ
難問に対する耐性をつけるためにおすすめしたい教材はこちらです。
公式TOEIC® Listening & Reading 800+
TOEIC上級者におすすめしたい教材の1つ目は、「公式TOEIC Listening & Reading 800+」です。
「結局公式が出してるやつじゃん」と思われる方もいるかもしれませんが、本書は、ただ模擬試験を収録しているこれまでの公式問題集とは異なります。
この教材の特徴は、TOEIC(L&R)で800点以上の高得点を目指す人が押さえておきたい難問の解き方に特化していることです。過去のTOEICテストのデータを分析し、正答率が10%〜40%と低かった問題を中心に掲載しています。
本書は、公式問題集同様、公式のIIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)が提供している教材であるため、信頼して使ってもらって大丈夫です。
中身はSection1〜Section3の3部で構成されています。
Section1 | パートごとに難問の傾向と解き方を解説。 |
Section2 | 過去のテスト結果のデータを基に、難問100問を厳選。 その解法ポイントを丁寧に解説。 |
Section3 | 本番と同形式のTOEIC L&Rテスト1回分(200問)を掲載。 難問と考えられる問題を「解答と解説」で詳しく解説。 |
実際に購入して使ってみましたが、難問へのアプローチ方法を学ぶことができ、以前よりも確実にひっかけ問題に強くなりました。
IIBCが出しているという公式問題集のメリットは享受しつつ、TOEIC900点ホルダーでも満足できる噛みごたえのある問題集です。
詳しくは、こちらの記事でレビューを書いているので良ければぜひ読んでみてください!
TOEIC L&Rテスト990点攻略 改訂版
この本は、990点満点を連発する、濱崎潤之輔氏によって書かれたものです。パート別に、上級者でも落としやすい難問や、ツメの甘くなりがちなポイントを厳選して収録しています。
また、Final Test (模擬テスト)も1回分ついています。この模擬テストは、実際のTOEICテストよりも少し難しめに作ってありますが、900点ホルダーが負荷をかけるにはよいトレーニングになります。
・苦手に特化した特訓をする
苦手分野に絞って知識の隙を埋めていくには、こちらの教材をおすすめします。
TOEICテスト 新形式精選模試 リスニング
リスニング力を上げるには、大量のリスニングをしましょう。本書は500問収録しているので、色々なパターンの問題に触れることができます。
おすすめは、倍速機能を使って演習することです。1.4倍〜1.5倍速でリスニングしてみてください。最初は、速すぎて全然ついていけないのですが、不思議とだんだん聞き取れるようになっていきます。
1.4倍〜1.5倍速でも問題なく正答できるようになれば、かなり実力がついているはずです。1倍速に戻したらかなりゆっくりスピードに聞こえますよ。
この時に生まれる余裕が、本試験でも活きてきます。単語の一つ一つがクリアに聞こえてくるから意味の取りこぼしが本当に減るのです。ぜひ試してみてください。
TOEIC L&Rテスト文法問題 でる1000問
文法が弱いと感じているなら、「TOEIC L&Rテスト文法問題 でる1000問」をおすすめします。TOEICで990点を連発するTEX加藤先生によって書かれており、PART5で出題される文法事項を網羅しています。
基本的な問題から難易度の高い問題まで含まれていますが、そういう面でも上級者にはピッタリの教材です。負荷は高いですが、すべての問題に取り組んで知識の穴を潰していきましょう。
TOEICテスト 新形式精選模試 リーディング
リーディングパートを強化したいなら、本書をおすすめします。1回分のリーディング100問×5回分収録しているため「リーディングの正答率を上げたい」「時間内に解き終わるための演習をしたい」という人におすすめします。
難易度は、本試験よりも少し高めだと思います。ただ、問題の質は高い印象があります。解説を見ても納得いかない変な問題などは特になかったので、安心して取り組んでもらいたいです。
ぜひ本番通り、時間配分なども意識しながら解いてみてくださいね!
■まとめ
いかがだったでしょうか?今回は、上級者はTOEIC公式問題集は必要か?他におすすめの教材はあるか?について書きました。
結論として、公式問題集は「もちろん良い」
ただ、TOEIC900点を持っているような上級者がさらなる高みを目指すなら、市販の信頼できる教材も使いながら、難問や苦手に直接アプローチしていく方がおすすめ!です。
この記事が少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。See you later!
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